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7月30日金曜日 朝起きると非常に天気が良く、窓の外を眺めると舟で漁をしている人を見つけることができた。昆布漁なのだろう、と簡単に考えていたが、実は昆布漁は漁協の指示があって初めて行われるそうで、今年はなかなか晴れた日がなく、今日は久しぶりの漁だったのだという。晴れていないと昆布を乾かすことができないからだそうだ。朝食はバイキング形式でちょっと吃驚した。リゾートホテルのように沢山の種類があるわけではないが、海の幸を使った美味しい料理があった。 今日はピクニック日和だ。幾つかの候補の中から、姫沼に行くことにしていた。ハイキングやピクニックにはちょっと遠い。(子供が大変)自転車は宿の方にやめた方がいいと言われた。理由は後でわかった。結構な坂になっているのだ。そこを自転車で上るのは大人でもきつい。(最近、運動不足の仏太は本当にきついだろうな、としみじみ思った。)結局路線バスを使っていこうか、ということになったが、バスはそんなに数はない。宿の人にどうですか、と聞いてみたら、なんと送って下さるという。車だとすぐなんだそうだ。確かに車で行くと10分くらいだったろうか、いやもっと早く着いただろう。 姫沼は利尻の中では観光地化されているとは言っても自然を多く残したその姿に魅力があるのだろう。なんだかのんびりした感じが落ち着く。金属製の橋を渡る時は高所恐怖症の仏太にはちょっと辛かったか。橋を渡ってすぐに沼があり、晴れていたので、利尻富士が非常に綺麗に見えた。ここの景色も悪くない。写真に収めたが、この風景も実物にはかなわない。結構脳裏に焼き付くいい景色だ。また、利尻に行ってみたくなる。沼の横にはログハウス風の休憩所もあり、絵葉書なども売っているようだ。時間の問題でそこには寄らなかったが。姫沼の周りは一周できるように道ができている。800mくらいという周囲はのんびり歩くと色々なものが発見できそう。深呼吸したくなる。また、湧き水があり、それは利尻ではとても有名らしく、旅館でも空のペットボトルを持っていくといいと勧められていた。水道にして出してくれているので、飲み放題汲み放題だ。美味しかった。そんなのんびりした雰囲気を撃ち破るように観光客の集団が一気に押し寄せてきた。観光バスで来ると物凄い人数が来る。大阪弁(関西弁)の嵐になっていた。(笑)個人で行くのもよし、団体で行くのもよし。妻の提案で、子供達と一緒に景色をスケッチした。そんなに時間があるわけではなかったが、こういうことも楽しみの1つだ。仏太は絵を描くのは嫌いではない。中学生くらいの時には本気で漫画家になることを夢見ていた。子供達は絵を描くのは大好きだ。 ![]() 帰りのバスの時間は旅館に貼ってあった路線バスの時間をチェックしていた。また、バス停は車で送ってもらう時にチェックしていた。海沿いにあり、姫沼からは1km以上あるように思えたので、早めに切り上げて行くことにした。何せ子供がどのくらい頑張って歩いてくれるか全く検討がつかない。下って行くだけだから子供にとっては楽な方なのだろう。時々走ったりしている。しかし、下の子は途中で妻におぶってもらっていた。サイクリングロードを発見。結構高い所にある。これではサイクリングで姫沼に行こうとしても反対されるわけだ。坂が辛い。大人でも辛いのだから、子供は全然無理だ。これは次回の宿題?にしよう。サイクリングロードも結構完備されているらしく、島の4分の3くらいは回れるのではないだろうか。一般道路と合わせて一周できるらしいので、次に行く時には挑戦したい。バスには十分に間に合い、バス停近くにあったライダーハウスの横に咲いていた(たぶん)リシリヒナゲシなどを見たりして楽しんだ。バスは時間通りに来た。何処で降りるかわからないので、運転手さんに聞いたら「フリー乗降」だと言われ、これが噂の・・・・と思った。高校の時に礼文島出身の人がいてそんなことを言っていた。今の職場にいる利尻島出身の人もそんなことを言っていた。降りるところをしていして降ろしてくれるのだそうだ。なるほどなあ、と感心して地元のことをちょっと知ることができて嬉しかった。 ![]() 旅館を出て港に向かう時に昆布が干していて、こういう光景は今年は珍しいという。いい時に来れたなあ。港ではちょっと時間があったので、妻子がお土産を買うという。荷物を見ている間にカレーを食べてもいいよ、と言われた。修行だ。港の2Fにレストランがあり、その中に大漁カレーというのがあったので、なんとなく海の幸を使って美味しそうだなと思い、頼んでみた。海の幸が入っていたのはあたった。大漁というのは大量につながるようで、量も多かった。写真で見た時には普通のサイズに思えたが、直径30cmもあるかと思われるお皿一面に盛られてきて、しまったライス小と言うの忘れた、と後悔した。が、全部食べてしまった。カレー自体はオーソドックスだったがこういったところで食す海の幸はまた別の物だ。かに、エビ、いか、タコ・・・・。うまく昆布を使った昆布カレーとか、昆布出汁でとったスープのスープカレーとか、地域おこしができそうなものもあったらいいな、と思った。 ![]() 利尻出身の綺麗な女の子に聞いた話では、今回仏太達が行ったところ以外に 沓形:見返り台という場所は山の5号目まで車で行ける場所で山が近くて綺麗 沼浦というところが綺麗 ということを教えてもらった。次回来た時にまた行くところがあり、楽しみが増えた。名残惜しい感じもあったし、もう少し落ち着いて観光したいとも思ったが、まあ今回はここまでにして、また次回に楽しみを取っておこう、と島を後にした。 稚内では港で妻子に待ってもらっている間、車を取りに行った。歩いて数分だ。が、車の中はモーレツに暑い。死語を使う程暑い。(笑)歩いて汗をかいて、車の中で汗をかいて・・・痩せそうなものだが、この旅行では沢山食べたのでむしろ太ってしまった。車を港につけて妻子をピックアップ。そして、すぐ横の防波堤ドームが北海道遺産に指定されているということから写真をとったりした。稚内防波堤ドームは以前の記憶が蘇った。学生の時に、後輩に誘われて小旅行をしたことがあった。その後輩が車を出すと言うので、夜に出発して朝方に稚内に着き、そのドームの所でたまたまやっていたお祭り(収穫祭?豊漁祭?)に出くわしたのだ。 昼食をとる場所を探す。仏太の希望でお天気屋という喫茶店にすることにした。カレーのことが結構雑誌に載っているし、カレー以外のものでもありそうだったから。当たりだった。しかし、そこに辿り着くまでに結構かかってしまった。道を3人くらいに聞いてやっと辿り着いた。子供達はお腹はすくし眠いし、で機嫌の悪さは最高潮だった。仏太はリシリアンカレー、他の人達はハヤシライスやスパゲティを頼んでいた。カレーはキーマカレーをご飯の上に形よく乗せたもので辛さはないがまあまあ美味しかった。ここでの食事も結構時間がかかってしまった。まあ、今日は稚内でキャンプなので慌てる必要はない。キャンプに行く前に1ケ所か2ケ所観光できたら、と考えていたが、おそらく1ケ所しかできないだろう。大人だけだったら駆け足で回ってしまうことも可能だが、子供がいる時は常に2倍くらいの時間は見ていないとならない。 ![]() 稚内の駅近くで観光客用のレンタサイクルがあると調べていたが今回は使用しなかった。 今回は岬(ノシャップ岬、宗谷岬)は諦めて稚内開基100年記念塔に行くことにした。丘(山?)を利用した公園の中にあり、非常に風が強かった。塔は高い。う〜〜〜ん、高所恐怖症の仏太は考えてしまう。結局、登らないことにした。今までも何度か頑張って高い所に行ってみたことがあるが、やはり駄目なのだ。言い様のない不安感というか、まあ恐怖なのだろう、そんな気持ち、気分に襲われてしまうのだ。下の売店でお土産を買いながら待っていることにした。妻子は嬉しそうにエレベーターで登って行った。結構楽しいようだった。お土産を見るのに飽きた頃、妻子は戻ってきて、楽しかったと言っていた。そして、今度は妻子がお土産を見始めた。寝る場所があれば休ませてもらう所だが残念ながらそんな場所はない。 次はすぐ近くの氷雪の門。ガイドブックなどには必ずと言っていい程載っているので、ほとんど誰もがその形を知っているだろう。が、ここらへんになると子供の疲れはピークに来ているようで、下の子は車の中で休んでいると言う。まあ、写真を撮ってくるだけだから、車に残ってもらいすぐに行って戻ってきた。短時間ではあったが、子供だけにして脱水になったりしたら嫌だからなあ。 さて、あとはキャンプ場へ向かった。宗谷ふれあい公園オートキャンプ場。宗谷岬に行く途中で右に曲がる。その前に買い出しをしないと。今回のキャンプは、仏太自身もほとんどキャンプ初心者と同じだし、子供も慣れていないので、慣れた人達から見たら「あまちゃんのキャンプ」なんだと思うが、形だけでもまず楽しむという方針ですることにしていた。メニューもオーソドックスな焼肉とかではなく、(だいたい焼肉がオーソドックスなのかどうか知らないが)せっかく稚内なのだから海の幸を焼こう、となった。他には野菜やレトルトのご飯。そう、ここがかなりのあまちゃん。ご飯は米持ってきて普通に炊きなさい、と言われそうだが、諸々考えて今の子供達にはまだ早いと判断して(と言い訳して)、あえてレトルトのご飯にした。買い出しは、おそらく稚内では知らない人がいないと思われる西條という大形スーパー。駐車場に停めて仏太は車で待っていた。下の子がぐっすり寝てしまい、全く起きる気配がなかったのだ。休ませることにした。妻と上の子が買い物に行った。ぼんやり見ていると西條のすぐ目の前には宝くじ売り場があって、この売り場から1等が出ましたという幟が出ていた。羨ましい限りだ。仏太はロト6を買うのだが、高額は当たったことがない。ほどなく妻子は買い物を終えて戻ってきた。さて、このままキャンプ場へ。なんといってもテントをはったのは数年前に一度だけ。そんなに難しくないと覚えてはいるが、初めてと同じようなものなので非常に不安。だんだん日も落ちて暗くなって行くし。 ふれあい公園オートキャンプ場は綺麗だ。さすが道立で高いお金を払うだけある。予約しておいたので、進行はスムーズ。そして、他のキャンパーもほとんどいない状態だったので、あまり迷惑を考えなくてもよかった。子供達が他に迷惑をかけることもそうだが、仏太は初心者ということで迷惑をかけるのも嫌だなあ、と思っていた。テントは思ったより簡単にできた。一度経験していると違うものだな、と思った。次は夕食の準備。食材は妻子が準備してくれる、と言ってもほとんど焼き物だけだから、後はサラダを作るくらい。上の子(小学2年生)がサラダを作るのに、一生懸命妻を手伝ったようだ。仏太はその間に火を起こす。家でも焼肉をする時に炭を起こすのだが、その時と勝手が違う。いつもよりは付きが遅いのだ。まあ、慌てずに行こう。炭はついてしまえばなんとかなる。なんとかなった。ホッケ、タコ、ホタテなど海の幸を焼いた。反省としてホッケは直接焼いてその油が落ちて、まるで中華料理でわざと油に火をつけて炎状態にして料理するのと同じようになってしまった。アルミホイルで包むなどすればよかったんだろうな。タコやホタテは串状になったものを西條で買ってきていたので焼き鳥を焼く要領で網の上で焼いた。 そして、余裕が出てきたほとんど初心者仏太はちょっと離れたところで炭を起こしているカップルが苦労しているようだったので、炭を分けようか提案してみた。実はそうすれば炭の後始末も楽になるというずるい考えも働いてしまったのだが。が、そのカップルはかなり苦労していたようで、快く炭を引き受けてくれた。カップルも結構苦労していたみたいで、非常に感謝してくれた。お互いに利点があってよかった。そのカップルは長沼から来たと言っていた。ちょっと近いな、とそこでも親近感がちょっとだけ湧いた。 初めてのフルキャンプ(泊りのキャンプという意味、仏太が勝手に作った言葉。以前は昼間だけテント張って焼肉して帰ってきたことはある。)で、子供達も興奮気味だったが、楽しんでいるようでよかったよかった。さて、明日もまた頑張らねば。 道立宗谷ふれあい公園オートキャンプ場 0162-27-2177 |
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